製品の国｢上、浸炭現象部分を逃がす構造にするのは難しかったので、浸炭防止材を推奨した。しかしすでに浸炭防止材は色々なメーカの物を使用し ており、あまり効果がないとの話であった。そこで浸炭防止材としてはまだほとんど知られていないが、弊社のリサーチではかなりの効果が期待できると推測さ れる材料と表面の状態を変えることで解決策を提案した。

浸炭現象は著しく防止できた。またこれは材料の選択と同時に材質だけではなく表面処理加工の技術も合わせてのものなので、お客様からも非常に感謝され、弊社独自のノウハウとして今後の治具の改善に役立てていける期待が持てた。